『犬鳴村』

9月に入り少し少し涼しくなってきましたが、

みなさんいかがお過ごしでしょうか。

こちらは決算月ですが、

前期に続き黒字経営で第4期を迎えられそうです!

これも従業員の努力と地域・関係事業所の皆様に支えられてのことです。

今後とも宜しくお願い致します。

 

 

 

さて今回の小説紹介は、ホラー。

『犬鳴村』 久田 樹生(著)

 

あらすじ

『臨床心理士の森田奏の周りで突如、奇妙な出来事が起こり始める。「わんこがねぇやに ふたしちゃろ~♪」奇妙なわらべ歌を口ずさみ、おかしくなった女性、行方不明になった兄弟、そして繰り返される変死…。それらの共通点は心霊スポット“犬鳴トンネル”だった。「トンネルを抜けた先に村があって、そこで××を見た…」突然死した女性が死の直前に残したこの言葉は、一体どんな意味なのか?全ての謎を突き止めるために、奏は犬鳴トンネルに向かう。しかしその先には、決っして踏み込んではいけない、驚愕の真相があった…!』

 

 

 

夏だし?ホラーが読みたくなり一気読みしました。怖い。

福岡県に実在する最凶の心霊スポット・旧犬鳴トンネル。

実在するものだと現実感があって一層怖くなりますね。

なんでしょう、読んでいると病院内での描写や電話ボックスの情景が頭に浮かび、

文字だけなのに容易くイメージ出来てしまう・・。すごい筆力!

これから映画を観たらさらに面白く、恐怖感倍増で観れるでしょうね。

でも呪怨と同じ監督さんだし、怖いだろうなぁ・・。

 

しかしホラーって、映画より本のほうが面白いかも?

映像と音でびっくりさせる演出で常に心拍数が高い状態もいいけど、

そのびっくり演出のスピード感で見落としてしまいそうな細かい描写も堪能出来て、

怖くても時々休憩できて自分のペースで味わえる本の方が自分の性に合っているかもと感じました。