事故物件7日間監視リポート
毎日とても暑い日が続き、毎日救急車を見かけていますが・・
皆様体調はいかがお過ごしでしょうか。
今回は僕が読んだ本のご紹介なのですが、
暑い時期にはぴったりのホラー本となっています!
『事故物件7日間監視リポート』岩城 裕明(著) 角川ホラー文庫
あらすじ
『リサーチ会社を営む穂柄は、あるマンションの一室の住み込み調査を依頼される。そこは、7年前に妊婦が凄絶な自殺を遂げた事故物件で、事件後なぜか隣人たちも次々と退去し、現在はその階だけ無人の状態だという。期間は一週間。穂柄はバイトの優馬に部屋で寝泊まりさせ、その様子を定点カメラで管理人室から監視することに。だが、そこで起きることは穂柄の理解を超えていて……。あなたの予想を裏切る、究極の超常(パラノーマル)ホラー。』
いやぁ、素晴らしい。
この恐怖感、ぞわぞわするような、ぬるぬる?まとわりつくような。
読後は得も言われぬ不可解さがあり、読み手の想像力をかきたてられます。
実話の怪談系ではなくて、今にも得体のしれない何かが迫ってきそうで怖い、という感覚でもない。
一般的なホラーとは趣向が違いますが、僕は好きです。
最後の一文まで気が抜けない。
7日間+後日譚で構成されていますが、各日にちごとの扉絵、同じ押し入れの様子に見えますが
だんだんと、少しずつ押入れが開いていってるんですね。
ところで皆様、小説の表紙。押し入れ下段をよく見てください。
・・・気付きました?
手が見えた方、興味がある方はぜひご一読下さい(^O^)