静寂とは
篠崎サテライトの齋藤と申します。
【本の紹介】
『静寂とは』アーリング・カッゲ著
デトックス、チルアウト、1/fゆらぎ。私の好きな言葉です。共通するのは、
「解毒や落ち着かせる」的なもの。
白と黒の色でまとめられているシンプルなこの本を手に取って読んでみて、著者の方は
南極大陸への冒険などをされていて、要するにそこは「今までで一番の静寂の世界だ」
と言うお話。
まだ読み途中ではありますものの、最初に挙げた上記の物の解毒関係とは毛並みの違う全くの別物だということに既にハッとさせられています。
私自身はもちろん南極大陸に行ったことはありません。ただ、そこにあるのは人(※著者は一人きり)・自然・音これらを肌身で感じさせてくれる。
有りすぎることが当たり前になってて、なかなかそれ自体に気づかなくて。ただ、そこからふっと手放すと静寂があった。そう考えると、静寂って物凄く必要なことに気づかされた。
本を読むって、「会わせてくれる」と言うか「自ら会いに行きます」という感覚なのかなと思いました。果たして、今日は誰がどこでどんな風に待ち受けているのでしょうか。