『世にも奇妙な君物語』
多忙なあまり更新が滞ってしまいました・・。
がんばります(T_T)
今回ご紹介する本はこちら
『世にも奇妙な君物語』朝井 リョウ(著)
直木賞作家さんの本です。非常に読みやすい文章です。
あらすじ
『いくら流行っているからといって、経済的にも精神的にも自立した大人が、なぜ一緒に住むのか(第1話「シェアハウさない」)。その人がどれだけ「リア充」であるかを評価する、「コミュニケーション能力促進法」が施行された世界。知子のもとに、一枚の葉書が届く(第2話「リア充裁判」)。親のクレームにより、幼稚園内で、立っている金次郎像が座っているものに変えられた!(第3話「立て!金次郎」)。…そしてすべての謎は、第5話「脇役バトルロワイアル」に集約される。』
全5話の短編集です。
中でもお気に入りは『立て!金次郎』。全62ページの物語です。
『たった今聞いたばかりの言葉だが、きっと、一生忘れない言葉になるだろう。』と感動させておきながら・・
話を読み進めすっきり堂々完結したと思いきや、
最後の4ページでそれまでの感動がひっくり返されてしまいます・・。
帯のコメントにある通り、オチがすごい。です。
作家さんが世にも奇妙な物語のファンのようで、たしかにそれっぽい情景が文章から浮かんできますね。
本家の方で映像化しないのかな・・と思っていたところ!
なんと今年の3月からWOWOWでドラマ化されるとのこと。
すごい!観てみたいです。
今読めばドラマも一緒に楽しめますね!!
ぜひご一読を!